2020年04月18日

アマビエ考

アマビエさんの基礎知識については、このサイト『大流行中の妖怪「アマビエ」の正体とは? 本気のアマビエ研究者がわかりやすく解説します!【ふーぽコラム】』に書かれている通りです。
そこから見えてくるアマビエさんの本質は、そのお告げを要約すると「シェア拡散希望!」ということになります。「自分の姿をコピペせよ」と言っています。「描き写して伝えよ」これはウィルスと同じ性格ですね、「遺伝子情報を写して、移す」ということです。ウィルス感染とは、コピペ拡散です。そして、アマビエさんとは、アマビコさんのコピーエラー、つまり突然変異体です。情報(特徴)を記録してお守りにする、ということは、喩えるなら免疫力を獲得するということです。つまり、護符はワクチンを示唆しています。

kkkkkkkのコピー.jpg

先ず、アマビエさんよりも先行して存在していた、元型と推定される「アマビコ」について考えてみましょう。
アマビコも、姿が描かれており、その姿は猿(サル)に似ています。
猿(サル)と聞いてすぐにピンときた人も多いと思いますが、猿(サル)といえば「猿田毘古(サルタヒコ)」です。
神話での記述は、邇邇芸命が天降りしようとしたとき、天の八衢(やちまた。道がいくつもに分かれている所)に立って高天原から葦原中国までを照らす神がいたとされ、『日本書紀』では、その神の鼻の長さは七咫(ななあた)、背(そびら)の長さは七尺(ななさか)、目が八咫鏡(やたのかがみ)のように、また赤酸醤(あかかがち)のように照り輝いているという姿であったとされます。そこで天照大御神と高木神は天宇受売命(あめのうずめ)に、その神の元へ行って誰であるか尋ねるよう命じると、その神が国津神の猿田毘古神で、邇邇芸命らの先導をしようと迎えに来たと言ったそうです。

つまり、天から神様たちが、アメノトリフネ(天鳥舟)という乗り物(喩えるなら飛行機)で着陸する際に、空港まで安全に誘導した神様です。古代に飛行機は無いので、アメノトリフネは船だと仮定して、安全に港に誘導するのは「燈台」と「水先案内人」の役目です。「背が高い・鼻が長い・目が鏡の様で光を放つ」ということからも、それらは燈台に合致します。鼻が長いのは、顔の特徴だとすれば、天狗面のようですが、鳥のくちばしの様でもあり、防毒マスクのような顔だとも想像できますが、燈台だとすれば、高い建物に登るための階段が突き出ている形状だとも考えられます。

ガクマスクのコピー.jpg

サルタヒコに、アメノトリフネを誘導するの役目があるのなら「天毘古(アメヒコ)」という異名が与えられても不思議ではありません。また、それが現実には舟を港に案内する役目であれば、水先案内人である以外に、入港管理の仕事をしていた役人とも考えられます。港の管理官は、検疫官でもあります。海で働いているので、海の神様というイメージになります。
昔から、疫病は、ダイアモンドプリンセス号みたいに、船で蔓延して上陸するものです。

サルタヒコは、その名前からイメージするように、猿のような姿に描かれ、鼻(くちばし)が突き出していて、目が丸くて大きい、特徴があります。その役目は、アマヒコ(アマビコ)の異名にも一致します。そうのように推論を進めると、サルタヒコがアマビコの元型である可能性は高まります。

もう一つ、アマビコ(天ひこ)と聞いて、「山幸彦・海幸彦」を思い出します。
つまり「陸・海・空」の三点セットを揃えるならば「天幸彦」も必要だからです。
山の幸が「獣」、海の幸が「魚」、だとするならば、天(空)の幸は「鳥」です。

アマビコには、鳥のイメージが重なってきます。天狗のような容姿で鳥だとするならば、それは「迦楼羅」を元型にした、日本の「カラス天狗」の姿になります。
そして、もう一つのアマビコ・アマビエの特徴が、三本足です。

yatagarasu.jpg

三本足の神様といえば、これが唯一、天照(アマテラス)神の使い「八咫烏(ヤタガラス)」だけです。
つまり、神様を案内して連れて来たのが八咫烏(ヤタガラス)で、それをお迎えするのがサルタヒコです。
海で光っている「燈台」と、港(海)で働く検疫官の役目、サルタヒコを元型として、鳥である八咫烏(カラス)と合体させたカラス天狗のような姿を総合すると、だんだんアマビエさんに近づいてきます。

「アマビエ」という名前は、カタカナです。
カタカナの起源は、平安時代頃だとされていますが、実際に、今のようなカタカナが使われ始めたのは明治時代からです。
最も古い資料は、天保14年(1843)9月頃(幕末の時代)名古屋で書き留められた「あま彦」で、アマビエからさかのぼること約3年前です。その後、アマビエさんが出現したとされるのは1846年です。その後、それを伝えるために、使い慣れないカタカナ表記のため「コ ⇒ エ」と誤って書き写したと考えられます。そうなると、もう、それらは違うものとして、独自に特徴づけをしたくなります。
中世ヨーロッパで大流行したペストですが、明治時代の始めころに中国でもペストが発生し、香港から世界に感染拡大しています。

猿のような姿がアマビコで、それを男神だとするならば、派生した変異体のアマビエは女神だとしたくなりますが、そのような定義は未だありません。どちらも人の言葉を話すので、神獣か、人と動物のキマイラ(キメラ)妖怪だと考えられますが、アバウトに妖怪としか定義されていません。そして、アマビコが獣系なら、アマビエは魚系か鳥系にしたくなります。アマビエさんは海から出現したとされているので、人魚のようなイメージを抱きます。

アマビエさんは、熊本県に出現するのですが、アマビコさんは愛知県、サルタヒコは三重県にいたとされています。神話では、天孫降臨の場所とされているのが、熊野地方なのですが、本当は九州の熊本地方だったのではないか? という説が有力で、そこのところは、神話と古代史の整合性を研究する上での謎とされています。

【追記】続きを読む
posted by eno at 16:42| 考察・小論 | 更新情報をチェックする

2020年04月16日

替え歌、緊急事態宣言

さだまさし「関白宣言」の替え歌で「緊急事態宣言」が流行っているらしい。
さだまさしさんご本人までセルフカバーで替え歌をう歌っているとか。
そこで、私も、替え歌の作詞をしてみました。誰か歌ってみて♪

緊急事態宣言

緊急事態、発令前に、言っておきたい、事がある
かなり厳しい、話もするが、安倍の本音を、聞いておけ
不要不急の、外出いけない、濃厚接触、してもいけない
メシは家でつくれ、手はきれいに洗え
できる範囲で、かまわないから

忘れてくれるな、強制できない政府が
損失補償を、するはずなど、ないってことを
会社には、会社でしか、できない仕事もあるから
それ以外は、外出せず、家に籠って、テレワーク

布製マスクも、不織布マスクも、どちらも同じだ、大切にしろ
一度で捨てるな、繰り返し使え、たやすいはずだ、洗えばいい
安倍の悪口、言うな聞くな、それからドイツと、比較をするな
一律支給はしない、たぶんしないと思う、
しないんじゃないかな、ま、ちょっと期待はしておけ

政策は、与野党で、話し合うもので、どちらかが、単独で、成立するものではないはず
有権者は、自民公明を、投票で、選んだのだから
政権交代は、無いと思え、これからも、官邸は安倍の家

コロナが流行って、感染したら、他の誰かに、移しちゃいけない
たとえばわずか、一メートルでもいい、ソーシャル距離を、空けなきゃいけない
何も触るな、誰の手も握るな 座席の間隔、ふたつ以上空けろ
自粛のおかげで、収束したと、いつか言うから、必ず言うから

忘れてくれるな、日本政府の方針は、政府の方針は、自粛をお願いするだけ
忘れてくれるな、日本政府の方針は、政府の方針は、自粛をお願い、ただ一つ 

コロコロコロコロコロ

ナナナナナナ
posted by eno at 15:39| 思った事 | 更新情報をチェックする

2020年04月01日

緊急事態宣言・東京ロックダウンについて、私のPOV

これらを発令するかしないかで、感染の状況が変わるわけではありません。
しかし、これらを発令することで、人々の心理や行動は変化します。
そして、オリンピックが、延期か、中止か、事実上判断されたことになります。
さて、今更ながら、玉石混交のネットに情報が流出したとか、それを「デマだ」と、信用されない政府が明確に否定したとか、まるでコントのような笑えるニュースが話題になっています。
もちろん、どのような情報でも、ネットに拡散する過程では、伝言ゲームのように、情報が劣化していますから、結果的には、いかにも風説の流布の様相を呈しています。私のところにも、少し前から、そのような様々な情報が入って来ています。しかし、それらが様々な角度から入ってくる劣化情報だとしても、ある焦点に重ね合わせ、鮮明化処理をしてみると、情報源の実像が浮かび上がってくるものです。
さて、その真偽は、これ以上はノーコメントにします。
で、一旦、横に置いておいて、もし、これから、外出禁止のような指示が発令されるとしたら? という仮定で考えてみましょう。
もし、そうなったら、ちょっとしたパニックが始まるんじゃないか? と誰でも予想しますね。では、なぜパニックになるのでしょう? それは、心の準備が無いところに、寝耳に水のように情報が入ってくるからです。ですから、少しずつ小出しにして、世間に情報を拡散しておいて、皆が心の準備が出来たところでの発令ならば、さほどのパニックは生じずに済みます。
例えば、生活必需品のストックが全くない人が、都市封鎖発令という情報を耳にすれば、慌てて行動するでしょう。でも、既に二週間分のストックがある人は、落ち着いて行動できるはずです。ですから、この慌てて行動する人々の数を減らしておいてから、宣言を出せば、パニックは防止できます。
さあ、今のうちに、全くストックの無い人は、せめて三日分のストックはしておきましょう。そして、既に一週間分以上のストックがある人は、それ以上の過剰行動を控えましょう。
そして、引きこもり生活で、生活必需品以外に何が必要になるだろうか? と考えてみましょう。一週間も二週間も、部屋に閉じこもって、同じ壁を見つめるわけです。その壁は、そのままでいいですか? その壁に絵を飾るなら、今のうちです。もしかしたら、人生最後に見つめる絵になるかも知れないと思って、最高の一枚を飾ってください。
 
【追記】続きを読む
posted by eno at 11:43| 思った事 | 更新情報をチェックする

2020年03月24日

私のPOV

今、新型病原体の問題と同時に、公文書改竄問題を並行してやっていますが、これは、嫌いな奴に言いたいことを言って、とりあえず気分がスッキリすれば済む問題ではありません。追及するほうも、パフォーマンスだけではなくて、目的をもって結果を出さなければダメです。

残念なのですが、何もかも同時には出来ません。特に、公文書を改竄してしまう体質の官僚組織を改革するのと、見た目が悪役キャラの政権を打倒するのと、どちらか一方しか出来ないとしたら、国民にとって、どちらが優先されるべきでしょうか?

野党がやりたいのは、政権打倒のほうです。憎き政敵の安倍総理を引きずり下ろせば、とりあえずはそれでいいのです。その後、野党には政権交代する能力までは無いのですから、また自民党内で総理が交代するだけです。そうなれば、官僚組織は改革できないまま、悪しき体質は温存されます。

反対に、官僚組織を追求しようと思ったら、国会が仲間割れしたままでは無理です。今は、与党と官僚が組んで庇い合い、野党が敵対して追及している構図です。それを、与党と官僚が敵対する構図に持って行かないとダメです。先ずは、野党が、どっちと組んで、もう一方を敵に回すか? その先の展開まで考えて、国民にとって有益になるように、何を優先するべきなのか? なのです。

そして今はもう一つの問題が最優先。新型病原体への対応で、国会内も政府も国民も一致協力しなければなりません。

感染予防対策と、収束の展望ですが、そこに経済を沈ませない対策や、オリンピック延期問題やら、諸々絡んでくるので、非常に複雑な相反する要因をパズルのように考えなければなりません。

新型病原体は、まだまだ未知の部分が多いのですが、わかってきたことも多いので、予防対策は、日本政府の方針を信頼して、自粛要請を含め、それに従うのがいいと思います。PCR検査ですが、言い争っている人々がいるようですが、とてもバカバカしい論争です。私は、PCR検査をしたいか? と訊かれたら、軽症くらいまでなら、したってしなくたって同じなんだから、しません。それが答えとしか言いようがないです。どうするべきか、なんて誰にもわかりません。

経済対策ですが、今は我慢する時なので、脱落者が出ないように、弱者を優先に可及的速やかに救済策を実施しなければなりません。つまり、お金が無い人は、生活に必要なお金が支払えないのですから、その支払いをしなくて済むような対策です。

感染拡大もピークを越えて収束期に入るのが、5月になるのか、もっと先になるのかわかりませんが、その頃からは、我慢から消費に転じる対策を打てるように、準備を進めなければなりません。一部では消費税率引き下げなんて言っている人もいるようですが、それが現実問題として可能ならば、誰も反対しないでしょうが、本当に仕組みとして悪法なので、技術的に事実上不可能なのです。ヨーロッパの付加価値税ですら、段階課税やインボイスがあるので、長期計画で税率を下げられる仕組みを持っていますが、消費税は、原材料・部品仕入れから、卸売り・配送から、小売りまで、一斉課税ですから、消費を上げたいなら、税率を上げて、駆け込み消費を刺激するしかない制度設計になっています。不可逆的に税率を上げていく想定しかしていないのに、もし設計に逆らって税率を下げると、むしろ消費は落ち込みます。なので、現金給付かポイント給付しか方法は無いでしょう。

とにかく、何かもらえれば、気分はちょっと高揚するものです。

その後、もしもオリンピックが2年先に延期されたとするならば、オリンピックに向けての準備期間は、景気が上昇する期間ですから、それが2年間、延長されるわけです。選手村も、新しいのを作ったらいいと思います。今は、感染病の隔離病院が必要だという理由であれば、それを建設するのに反対は無いと思います。それが2年後の2022年に選手村として転用できればいいわけです。東京オリンピックの次のパリオリンピックですが、そちらも1年延期して2025年にしてもらえたらいいと思います。その次は予定通り2028年に戻します。

楽しい事は先に延びたほうがいいのです。
 
続きを読む
posted by eno at 18:00| 思った事 | 更新情報をチェックする

2020年03月21日

友田いさお追悼展

あえて友人と呼ばせていただきますが、画家として大先輩の 友田いさお さんがお亡くなりになりました。
心から、哀悼の誠を捧げます。
昨日3月20日から、早稲田のドラードギャラリーで、追悼展を開催しています。
  
DSC_1287.JPG
 
素晴らしい作品が揃っています。
 
DSC_1288.JPG
 
私も友情参加で素描作品一点を展示しています。
 
DSC_1292.JPG
 
ドラードギャラリーから近くの神田川の桜は、昨日は未だ三分~五分咲き程度でした。
 
DSC_1337.JPG
 
夜は、皆さん集まって、故人を偲ぶ会を催しました。
 
DSC_1342.JPG
 
追悼展は、27日(金)まで、ドラードギャラリーです。
posted by eno at 12:08| お知らせ | 更新情報をチェックする