竹から作る「 竹紙 (ちくし)」は、中国で生まれました。
硬い竹を一年以上も水に浸し、醗酵させて繊維を柔らかくしてから原料に使います。
その作り方は日本にも伝わり、和紙の竹紙も作られています。
今回は、石州和紙の竹紙に、墨でパンダの絵を描いてみました。
竹紙に水墨画を描くのは予想以上に難しく、そのまま(竹紙のみ)の状態では、思ったように描けません。
発想を転換して、竹紙をパネルに接着して、紙の風合いを残しつつ、アクリル絵の具で下地を作りました。
ですから、純粋に水墨画では無く、和紙+アクリックに墨彩画です。
パンダは竹を食べます。
人間は、パンダのように硬い竹を食べることができません。
しかし、まだ柔らかい筍(タケノコ)なら食べられます。
先日、旬の筍を買い、そのまま丸焼きにして食べました。
シャキシャキして、竹の風味がして、美味しかったです。
少しでもパンダに感情移入できたかな?(^^;