2019年04月12日

大熊猫

竹から作る「 竹紙 (ちくし)」は、中国で生まれました。
硬い竹を一年以上も水に浸し、醗酵させて繊維を柔らかくしてから原料に使います。
その作り方は日本にも伝わり、和紙の竹紙も作られています。
今回は、石州和紙の竹紙に、墨でパンダの絵を描いてみました。
竹紙に水墨画を描くのは予想以上に難しく、そのまま(竹紙のみ)の状態では、思ったように描けません。
発想を転換して、竹紙をパネルに接着して、紙の風合いを残しつつ、アクリル絵の具で下地を作りました。
ですから、純粋に水墨画では無く、和紙+アクリックに墨彩画です。 

パンダ2.jpg

パンダは竹を食べます。
人間は、パンダのように硬い竹を食べることができません。
しかし、まだ柔らかい筍(タケノコ)なら食べられます。
先日、旬の筍を買い、そのまま丸焼きにして食べました。
シャキシャキして、竹の風味がして、美味しかったです。
少しでもパンダに感情移入できたかな?(^^;
posted by eno at 22:00| 動物 | 更新情報をチェックする

2019年04月09日

落款

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落款とは、絵描きの場合、作品が完成したら名前(画号)を署名することです。
署名と共に捺す印を落款印と言います。
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posted by eno at 12:05| 仕事 | 更新情報をチェックする

2019年04月02日

令和

昨日は皆さんと同様に私も新元号発表のテレビ中継を食い入るように見ていました。
そして、発表された新元号の「令和」という文字は、正直に申し上げて、予想外でした。

学校で習った日本史では、「令」は、大化の改新で“律令制”が布かれた、というイメージです。
そして「和」は、「和を以て貴しとなす・・・」という、聖徳太子の十七条の“憲法”のイメージです。
(※ どちらも史実として肯定的な意味で捉えています)

ですから、私が受けた第一印象としては、やはり憲法改正を意識した現政権からのメッセージなのかな? と感じました。で、それを良いと思うか、悪いと思うかは、人それぞれ様々だし、自由だと思います。

これから先、そのイメージが、どのように変わっていくかは未知数です。
現在の日本は、民主主義の国ですから、その時代をどう変えていくのかは、我々国民次第です。
posted by eno at 10:21| 思った事 | 更新情報をチェックする

2019年03月25日

かくかくしかじか

漫画「かくかくしかじか」東村アキコ(集英社)全5巻を読みました。
東村アキコさんご自身の、美大受験から漫画家に至るまでの実体験を描いた作品です。
描かれている登場人物も、美大も、出版社も、全てが実話(ノンフィクション)です。
同じような体験をした者にはわかる(肌感覚で共感できる)リアルさ、懐かしさがあります。
面白くて、胸を打つ、とても良い作品でした。美大受験を体験した人も、していない人も、皆さんにお勧めします。
※「かくかくしかじか」は、2015年、第8回マンガ大賞、第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞しています。

このようなテーマの、美大受験の部分を、もっと一般化し、難易度も上げて、受験あるあるエピソードや、受験名言格言を掻き集めて、盛って、エンターテイメント化すれば、もっと面白いフィクション作品が作れるに違いないと、きっと誰もが考えることでしょう。
私自身も、浪人を経験して東京藝大に合格し、予備校で芸大美大受験生を教え、東京藝大で芸大生も教えましたから、面白いエピソードの引き出しはたくさん持っています。それを本に書いたり、漫画化したら、きっと面白いだろう、とはずっと思っていましたから。
例えば、最近話題になっている「ブルーピリオド(山口つばさ)」という漫画があります。
あれも、芸大受験の話らしいです。要するに「かくかくしかじか」の二番煎的? なコンセプトです。私は1巻の冒頭を立ち読みしただけなので、あくまでも推測でしか言えませんが、もし読み進んだとしてもフィクションである以上は、「盛りすぎ、カッコつけすぎ、逆に浅い」みたいな感想になるかも知れません(笑)
ただ、読んだ人たちの多くが面白いと評価しているので、きっとエンターテイメント性の高い優れた作品には違いないでしょう。

「かくかくしかじか」は、作者の極めて個人的な体験と、ほのぼのとした長閑な環境、それら矮小でゆるい世界観がリアルなのです。演出過多にならない、ゆるい現実感です。だって、実際に、大学生活って、ゆるいのです。

しかし、芸大美大受験は、事実として、とても厳しいです。特に私も体験した1980~90年代の東京藝術大学の油画科・デザイン科の受験倍率は、40倍を超えていました。美大受験生にとっての東京藝大合格を、何か別のものに喩えるなら、高校球児にとっての甲子園出場みたいな感じです。そこに青春の炎を燃やし、燃え尽きます。
甲子園は、アマチュア野球の目標(ゴール)です。そこからプロ野球に進めるのは、更に一握りになります。だから、プロに進まなかった高校球児にとっては、甲子園出場は、自分の人生においての一つの頂点かも知れません。しかし、プロに進んだ選手にとって、それは一つの通過点ですし、べつにそこを通過しなくたって、他のルートでも何でもいいのです。

東村アキコ『かくかくしかじか』インタビュー【後編】
 
posted by eno at 14:04| 読書 | 更新情報をチェックする

2019年03月10日

生どんこ

最近、生どんこにハマっています。
以前、一番好きなキノコは、マッシュルームだと書いたことがあります。
煮ても、焼いても、生でも美味しいマッシュルームは、最も美味しいキノコの一つであることは間違いありません。
そもそも私はキノコが好きなので、どの種類のキノコも、それぞれの良さがあって、みんな好きです。
最近スーパーなどで時々見かける「霜降りひらたけ」という商品も、美味しいですね。
しかし、味、香り、触感、どれもが濃厚で他を抜きんでているのが、傘のひび割れた、生どんこです。

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posted by eno at 21:20| 食・酒 | 更新情報をチェックする