2020年02月05日

Pavillon des papillons

2月7日から、グループ展「Pavillon des papillons」を開催します。
会場は「ドラード和世陀」という有名な建築物の一階にあるギャラリーです。

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「Pavillon des papillons」は、フランス語で蝶の展示館の意味です。
蝶は、古代ギリシャ語でプシュケー(Ψυχή / Psyche)といいます。
生命・精神の意味があり、英語のサイコ(Psycho)の語源です。
蝶は、羽化(変身)することから、死と再生の象徴、魂の象徴です。

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アート作品のモチーフとして人気の高い蝶ですが、最近は特に多く見かけるように感じます。
逆に言えば、安易にあしらわれた蝶が目立ち過ぎている、という感じでもあります。
外見的に蝶が上手く描けているとか、装飾的にデザインされているだけでは物足りません。
もっと精神的に深い意味合いが潜む、神秘的で、比喩的で、魅力的な蝶の絵が見たいのです。
そんなコンセプトで、今回の展覧会を企画しました。

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私は、昨年から、女性像と蝶の翅を組み合わせたシリーズを描き始めました。
友人の画家である笹本正明さんも、「蝶の画家」を自称するほど、蝶をテーマにした作品を多く描いています。
なので、二人で蝶を描いた作品の話をしていてたときに、蝶をテーマにした作品ばかりを集めて一緒に展示すれば面白い展示になる、と思い付き、この展覧会の企画を始めました。

『羽人の詩(はねびとのうた)』41.0×31.8sss.jpg

蝶で真っ先にイメージが浮かんだのが、とても神秘的な作風の、後藤温子さんの作品です。続いて何人かの候補の作家を思いつき、お声がけを始めました。

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先ずは、小さな画廊で小さな展覧会がいいと考えて、会場はドラードギャラリーに決めました。
ドラードギャラリーのある建物は、面白いデザインで、蝶の翅をモチーフにしたような門扉があります。そこで、フランス語で、Pavillon(展示館)papillons(蝶類)という言葉を組み合わせ、日本語では「蝶の館」という意味の展覧会名にしました。

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ギャラリーの企画展にしていただいたので、出品作家の人選は、私(榎)の独断で決めたわけではなくて、オーナーの小原さんと相談して、展覧会のコンセプト(私のイメージ)に合う画廊推薦の作家と、オーナーの小原さんも含めてお誘いしました。

当初は7人のメンバーを誘い、一室だけで、企画が始動しました。
企画を進めるうちに、隣のショップを、いつも通りのカオスっぽい常設展示にしておくのがいいのかどうか? と考えるようになりました。ギャラリーのオーナーから、隣のショップスペース(常設展示室)にも展示が拡張してもかまわないという提案がありました。なので、会場を分けて、同時開催企画を、オーナーに、ご提案いただくことにしました。

しばらくして、ドラードギャラリー推薦作家として5人の作家が提案されました。
企画展示室(ギャラリー)と常設展示室(ショップスペース)を併せて12人のメンバーに参加していただくことにしました。
どんな展覧会になるのか楽しみです。どうぞよろしくお願いします。

★「Pavillon des papillons - 蝶の館 - 」
2020年、2月7日(金曜日)から14日(金曜日)まで。
オープン時間、12:00 - 20:00、最終日のみ18:00まで。
※ 2月12日(水曜日)定休。

ドラードギャラリー
東京都新宿区早稲田鶴巻町517 ドラード和世陀103
http://doradogallery.main.jp/

上田靖之・ウチダリナ・榎俊幸・小原聖史・北見隆・後藤温子・笹本正明

赤綿・安蘭・金茂華・佐藤雅美・松江利恵

グループ展イベントFBページ。
https://www.facebook.com/events/165876291400870/
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2019年12月04日

中国と日本

Q、この画像、何だと思いますか?

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【ヒント】奈良時代~鎌倉時代末期くらいの時期に、中国から日本に伝わって、日本では継承・発展し、中国では途絶えてしまった伝統文化。

①、岩絵の具(鶯緑) ②、抹茶
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★答え→ 続きを読む
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2019年12月03日

河北美術学院

11月11日~25日、中華人民共和国・河北省・石家庄市・河北美術学院・河北美術学院美術館で、「当代日本岩彩画作品展(榎俊幸・伊東正次・早川剛)」を開催して、出品した三人で作品解説をしたり、岩彩画のテクニックを実演したり、文化交流の講演をしました。私は、系列学術講座「岩彩画の基礎理論と実践」を講義しました。
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展覧会初日、開会式でテープカット。

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会場で作品解説。

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驚くなかれ、これが大学の校舎です。

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中国の大学には、アフリカからの留学生が多くいます。
岩絵の具は、古代エジプトのラピスラズリなどを、最古(発祥)だと考えることができます。
紙も、古代エジプトのパピルスが、その原型だとするならば、最古(発祥)だと考えることができます。
※ 現在のような紙(紙漉き)は、古代中国が発祥だとされます。
膠も、古代中国の古墳や、古代エジプトのビラミッドの中から、木製家具の接着剤として発見されています。
岩絵の具も、紙も、膠も、アフリカか、中国が発祥ですね。
そして、中国で岩彩画の技法が確立し、それらは日本で継承されています。
日本、中国、アフリカ、それぞれに岩彩画との深い関係がありますね。



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2019年11月09日

榎俊幸・榎恵美 二人展

榎俊幸・榎恵美 二人展

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11月14日(木)~ 11月20日(水)
営業時間 11:00〜19:00
会期中無休(最終日は17時まで)

花あさぎ Hana Asagi

〒100-0011
東京都千代田区内幸町1-1-1
帝国ホテルプラザ 東京3F
電話番号03-6273-3139

日比谷公園側から帝国ホテルを見ると、後ろ(銀座側)に見える背の高いタワーが帝国ホテルプラザです。
その3階(奥のほう)に花あさぎがあります。

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2019年09月21日

遊鶏図屏風

「遊鶏図屏風」六曲一隻(2019年)
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三年前、酉年に発表する予定で、六曲一双のつもりで描き始めた屏風ですが、半双を描いた段階で、制作が中断していました。しかし、これはこれで一隻で完結していると判断したので、一隻だけを完成させて、今回の個展で発表することにしました。残ったもう半双も、別の画題(たとえば鳳凰)で描き、それぞれに独立した一隻の屏風にしたいと思います。

遊鶏図は、画面右から三つの要素で構成されています。

部分1(風神雷神)
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黒と白の鶏を、風神と雷神に見立てています。
樹木(モミジ)の幹が風神雷神の中央を分断するような構図は、光琳の紅白梅図屏風をちょっと意識しています。

部分2(瞑想)
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中央の長尾鶏は、目を閉じて瞑想しています。
激しく動きのある風神雷神に対して、瞑想は、静かに止まっています。静と動を対比させた構成です。

部分3(家族)
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左の下には、鶏とヒヨコの家族を描きました。
家族円満、子孫繁栄の象徴として、満月(中秋の名月)も構成しました。

全体としては、ゴーギャンの名作「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」をちょっと意識した、パノラマ画面の構図です。

個展会場には、他にも15点の新作を展示しています。

★ 榎俊幸個展「東風 HIGASHIKAZE」
2019年9月24日(火)~10月12日(土)
10:00-18:00(日曜休廊)
彩鳳堂画廊(京橋)
〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-10 第1下村ビル 2F
tel (03)-6262-0985
 
posted by eno at 17:23| お知らせ | 更新情報をチェックする